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2023.05.23

シネマシティ様 PartⅡ

~ご担当者様の声~

シネマシティ株式会社の雨宮宏治氏に今回の導入についてお話を伺いました。

―BARCOのレーザープロジェクターを入れてみて

レーザープロジェクターが主流になってきた時代ということもあり、数ある中で世界最大手のBARCOは一定水準のスペックを絶対的に有していて、かつ導入実績も多いということもあり選びました。SP2Kは綺麗な仕上がりで大変満足しています。個人的な感覚でいうと色やキャリブレーションの値、色域が割とちゃんと出ている気がします。更に扱いやすくトラブルも少ないと感じます。SP4Kもきれいな画質で不満はありません。満足度は高いです。お客様にもきれいだというお言葉をいただいています。

▲レーザープロジェクター、BARCOのSP4K

―シネマシティといえば「音」ですが

シネマシティといえば音にこだわりがありますが、「さらに音をよくするにはどうしたらいいのか」を考えたとき、ある時ふと映像が微妙だなと思いました。どんなに音がきれいでも見ているときにスクリーンが汚れていると意識がそこに行ってしまい映画鑑賞どころではなくなってしまいます。映画の音は本来意識しない(シネマシティでは爆音もやっていますが)のが理想形だと思っています。意識させない、そしていかにストレスを減らしていくかを考えたときに映像もその一つなのでスタジオクオリティーのスチュワートと、Harkness Screenの Matt PreviewとClarus XCのスクリーンを導入しました。

▲シネマ・ツーに採用されたHarkness Screenの Matt previewは日本初導入(導入当時)

―CP950を使ってみて

以前のCP650に比べると扱いが楽になりました。例えば2chを7.1chでアップミックス設定をする際、一瞬で設定できます。CP650よりもデジタルに特化した音で安定しています。

▲サウンドプロセッサーは、Dolby CP950

―今後挑戦されたい設備は

今度はDolby Atmosも検討しています、全体的にスピーカーも新しいシリーズに入れ替えたいです。日本音響エンジニアリングのAGSも導入してみたいです。

▲インタビューにお答えいただいたシネマシティ株式会社の雨宮宏治氏。ここには載せきれませんでしたが、映画館への熱い情熱と機材のこだわりを沢山お話いただきました。
▲シネマ・ツー

創立当初から音にこだわって作られた映画館、立川シネマシティ。今回は映像分野も強化した機材の導入となりました。これからも特別な空間を提供し続けることに間違いない。